2019年9月末時点での個別企業投資の考え方と各社の投資根拠です。
基本方針
・中長期枠
高齢化、人手不足など、日本社会の問題に対処する企業を選択し、数年スパンで保有することで企業の成長そのものを収益化することを目指す。
・短期枠
別名投機枠。1年以内程度の時間軸でテーマ性やなんらかのカタリストを期待する。間違えたと思ったら潔く撤退する。
・優待枠
家族に楽しんでもらうため。家族が喜ぶものや一緒に楽しめる外食、アミューズメント等を優先的に選択。
中長期枠
・eBASE
商品管理データベースでプラットフォームを形成。ネットワーク効果による更なるユーザー増とデータ活用ビジネスに期待。
季節性のある1Q決算で売られたところで保有を増やしました。足元ではボラが大きくなっていますが、通期では普通の決算が出てくると思っています。
・全国保証
住宅ローン保証の独立系で最大手。不動産全体が不人気化する中で株価は冴えないが、ビジネスモデル的には安定的で競争環境を考えてもちょろい。日本人は不況になっても、あるいは少々金利が上がっても住宅ローンは払い続けるでしょ。
・ニッチ系システムベンダー(エムケイシステム、NSD、システムディ)
日本社会全体で付加価値の付けにくい業務プロセスのシステムによる置き換えが進むと想定。とりわけニッチな分野やいかにも非効率そうな分野に特化したベンダーに着目。
昨年末~今年初めの時期に買えたこともありいい感じに含みができています。伸ばしていけるといいのですが。
・コシダカHD
カーブス事業に注目。独自の事業展開にライセンスを取得し自由度が上がっている中、高齢者向けなど日本的展開に期待。
去年たまたま買ったところが底値になっていて、巡りあわせのよさも感じてしまっています。
・パーク24
遊休土地の活用、カーシェア(というか無人レンタカー)の進展による事業機会拡大に期待。
株価的には海外事業が懸念されているんでしょうか?個人的にもあまり期待していませんが、とりあえず黒字が出ているようなので、ちょろいビジネスなのかな、と。
・Fringe81
Uniposの拡大に期待。参入障壁はたぶんないが、現代っ子の承認欲求を適度に”いなす”いいビジネスなのではないかと。大手はやらなさそうなニッチさだし。
自分の中でもちょっと異色枠ですが、一応中長期目線ということでこの枠で。
短期枠
・ムサシ
選挙の投票用紙読み取りシステムでほぼ独占。低流動の万年不人気株で、ネットキャッシュ>時価総額。
亥年効果の剥落と、足元で衆院解散期待が後退していることで売られている?と思われるものの、いずれ選挙はあるはずなので。
・DNAチップ研究所
リキッドバイオプシーの肺がんマーカーで保険承認申請中。たぶん普通に通るんでないかと想定。
大株主がEXIT方針だが、あわよくば誰かが買収しないかな。
・JT
かねてから高配当利回りには注目していたものの、にわかにTwitter等で「JTホルダーオワタ」的な論調が増えたため、逆張り根性が湧きました。今のところ成功してますね。
優待枠
・オリックス
事業内容?万年割安?不況耐性?コングロマリットディスカウント?
そんなの関係ねえ!優待さえもらえればいいんです。奥さんの笑顔が一番です。
Aコース(長期優待)目指してホールドします。
・日本モーゲージS
全国保証と同じですが、日本人の持ち家実需は固いと思うんですよね。投資用にいってる分も一定はあるんでしょうが。
長期保有までいければいいですが、オリックスほど決め打ちするわけではありません。
・9月優待
今回は短期では取りに行きませんでした。
他にも小額投資しているのがいくつかありますが、そちらは機会があれば。
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