我が家のチャーリー・マンガー

スポンサーリンク

ここ数日ブログが書けませんでした。

Twitterで話題になっているニュースなどをフックに記事を書きかけるのですが、途中で
「こんなん誰も読みたくないよな・・・」
と思ってしまい手が止まる。
なんとか格好をつけようと周辺の統計などを集めてみるのですが、結局何が言いたいのかわからない記事になってしまい、最後まで書ききれない。

数日悩んでしまったんですが、あまり人の目を気にしすぎてはいけないなと。
書きたいことを書きたいように書こうと、気持ちを新たにしました。

というわけで、卑近な話題でも臆せず書いていこうと思います。 今日は半ばのろけ話です。

投資家としての強みは何か

投資を続けていくうえで、自分の資産状況、投資の目的、性格や嗜好などに照らして、自身の強み弱みを把握しておくことは重要だと思います。

私の投資は、いまだスタイルが確立されたとは言いづらく、大した結果も出せていない段階なので、私の強みが何なのかと考えても、まだまだ模索中というのが正直なところです。

ただ、現時点で明確に一点、強みになりうる(もしくは弱みを補ってくれる)と認識しているのが、奥さんの存在です。

といっても、彼女が天性のカンで売り買いのベストなタイミングを教えてくれるとか、複雑なモデルを駆使して将来バリュエーションをはじいてくれるとか、そこそこのビジネスをとびきりの値段で買うのはやめてとびきりのビジネスをそこそこの値段で買いなさいと言ってくるとか、そういう話ではありません。

うちの奥さんは、節約上手

私自身は独身時代、稼いだ分だけ使ってしまうタイプでした。
しかも何に使っていたかと聞かれてもよくわかりません。今も昔も物欲はほとんど無いので、飲み代とかに消えていってしまっていたのだと思います。

9年前に結婚してから家計支出は一変しました。

奥さんはゲーム感覚で節約を楽しめるタイプの人で、 毎月の給料が振り込まれるとかなりの額を残して定額を引き出し、その範囲内で月の家計をやりくりすることを楽しんでいるようです。
スーパーの特売情報やクーポンなどを嬉々として眺めています。

そこそこの給料がもらえるようになったいまでも、子供に伴う支出が増えた以外は新婚時代とほとんど変わらない生活スタイルを維持しています。

おかげさまで我が家のメイン口座には毎月一定以上の額が貯まっていきます。
このお金が投資原資になっています。

さらに彼女の影響で私も決して多くはないお小遣いを使い切らずに残す習慣を身に着けることができました。毎月1万円とかですが、コツコツ貯めて追加入金原資にしています。

うちの奥さんは、理解がある

家族持ち投資家にとって、配偶者の理解を得るというのは投資をスタートする障壁の第一歩ではないでしょうか。
とりわけ日本では「投資」という言葉自体にアレルギーを持つ人も少なくないようで、断固として止められたり、結果的に配偶者に黙って投資をする例もあるようです。

「嫁ブロック」と言うそうですね。

うちも奥さん自身は投資に興味はありません。
「自分はそういうのわからないから、いい」そうです。

でも、私が投資を始めたいといったときは、
「いいじゃん。任せるよ」
と、二つ返事でOKしてくれました。

リターンの目線も
「10年ぐらい経って、減ってなきゃいいよ」
と、緩めの目標を置いてくれています。

その後も信任を受けたファンドマネージャーの責任として、定期的に運用状況を報告しようとするのですが、
「まぁ楽しくやってるならそれでいいよ」
と、弊ファンドの運用方針に深い理解を示してくれます。

あぁ、自分は恵まれているな、と思うのです。

うちの奥さんは、選択眼も結構すごい

これはうちの奥さんに限らず、主婦の方全般に当てはまるかもしれませんが、日常的に買い物をしている中での彼女の「気づき」には、投資に結び付くアイデアが実は豊富に含まれているなと、自分が投資をするようになって今更ながらに感じます。


・セリア
9年前の新婚時代に住んだ社員寮の最寄りの100円ショップがセリアでした。

私は100円ショップと言えばダイソー、せいぜいキャンドゥでしょと思っていて、「セリア?知らんなぁ」という感じだったのですが、奥さんは何度かセリアに通い、こんなことを言っていました。

「セリアって、結構おしゃれだし、品質もいいし、ダイソーより物を見つけやすいし、これから伸びると思うなぁ」

  

  

  

seria_chart

  

  

・神戸物産
もう5~6年ほど前ですが、短期間だけ関西地方に住んでいたことがあります。
その時に奥さんがこんなことを言っていました。

「業務スーパーって知ってる?めちゃくちゃ安くて人気で、最近いろんなところにできてるんだよ」

  

  

  

Kobebussan_chart

 

 

・ワークマン
これも新婚時代だったと思いますが、今をときめくワークマンについてもこんなことを言っていました。

「ワークマンの歌思い出そうとすると新日本ハウスが出てきて、新日本ハウスの歌思い出そうとするとワークマンが邪魔するのよねぇ」

 

 

 

 

 

 

 

チャートは省略。

今後の展望

いまはまだ株主優待で奥さんの歓心を買っている程度ですが、いつか奥さんももっと投資ライフに巻き込んでいきたいと考えています。 実は足元でも奥さんのアイデアを基に大型消費財企業を新規購入しています。

いずれは地方企業の株主総会に旅行がてら一緒に行けるようになれば理想的ですね。私が総会に出ている間、彼女はカフェ巡りでもするのでしょう。

当面は奥さんに感謝しつつ、堅実な運用を心がけたいと思います。


コメント

タイトルとURLをコピーしました